ゆらぎ
「流歌」様にて公開



流歌」の明け烏さんの小説「かげろうの剣」に触発されて描いたものです。
慶応三年の秋に入隊した一人の隊士と考試で彼と立ち会った沖田総司。既に剣が握れるのかと思えるほど痩せた姿とは裏腹に研ぎすまされていっているような剣への執着。
ほんっとに文章の中で立ってる沖田さんが恐いんです。すげーと思い、当てられるように描いてみたんですが、如何せん、万分の一も恐さが出てない(;;)
目標はただ立っていて恐い姿だったのに、所詮ほのぼの絵師には無理な話だったようで・・・。それでも優しく受け取ってくださった明け烏さんには感謝です。

それから、滅多にやらない手ですが、今回は刀の質感がどーしても出したかったので、下絵だけ取り込んで色塗りは全てPhotoshopです。なのに刀は歪んでたり・・・ やっぱり雲型定規や曲線定規は必要かも?(- -;